消防(しょうぼう)にはまだまだ()らない(こと)がたくさんありますね。ここからは消防(しょうぼう)についてよくある質問(しつもん)にお(こた)えします。これを(おぼ)えて(きみ)消防(しょうぼう)博士(はかせ)になろう!

消防車(しょうぼうしゃ)(いろ)はなぜ(あか)いの?

法律(ほうりつ)()まっているからです。ではどうして赤色(あかいろ)になったのでしょうか?
正確(せいかく)理由(りゆう)不明(ふめい)ですが、日本(にほん)(はじ)めて輸入(ゆにゅう)した消防(しょうぼう)(しゃ)(いろ)赤色(あかいろ)だったからというのが、一般的(いっぱんてき)理由(りゆう)のようです。それに、赤色(あかいろ)注意(ちゅうい)()(いろ)であること、(ほのお)(あか)連想(れんそう)させ、注意(ちゅうい)をよびかける効果(こうか)があるとも()われています。

どうして「119」なの?

大正(たいしょう)15(ねん)に、火事(かじ)救急(きゅうきゅう)など緊急(きんきゅう)電話(でんわ)のため、ダイヤル時間(じかん)(みじか)番号(ばんごう)として「112」が(さだ)められました。しかし、間違(まちが)電話(でんわ)(おお)かったため昭和(しょうわ)(ねん)現在(げんざい)の「119」に変更(へんこう)されました。むかしはダイヤル(しき)電話(でんわ)だったので、119はもどる時間(じかん)(なが)くなるため、そのあいだ(こころ)()()かせることができると()われましたが、現在(げんざい)電話(でんわ)ではあまり関係(かんけい)がないですね。

消防(しょうぼう)(しょう)(なに)(かたち)なの?

消防(しょうぼう)(しょう)とは、消防(しょうぼう)のシンボルマークとして、消防(しょうぼう)吏員(りいん)制帽(せいぼう)階級(かいきゅう)(しょう)、ボタンの(なか)()()れられています。基本形(きほんけい)(ゆき)結晶(けっしょう)とし、これに日章(にっしょう)中心(ちゅうしん)として水管(すいかん)(かん)そう、筒先(つつさき)から放出(ほうしゅつ)する水柱(みずばしら)表現(ひょうげん)したものです。(ゆき)結晶(けっしょう)は、「(みず)団結(だんけつ)純潔(じゅんけつ)」を意味(いみ)し、水管(すいかん)(かん)そう、そして水柱(みずばしら)は、道具(どうぐ)(みず)をあらわし、日章(にっしょう)消防(しょうぼう)のあり方、「国民(こくみん)太陽(たいよう)」になりたいという(ねが)いをあらわしています。

消防士(しょうぼうし)消防(しょうぼう)団員(だんいん)はどこがちがうの?

消防(しょうぼう)()は、正式(せいしき)には消防(しょうぼう)吏員(りいん)といいます。消防(しょうぼう)吏員(りいん)とは、消防(しょうぼう)(はたら)地方(ちほう)公務員(こうむいん)消火(しょうか)救助(きゅうじょ)救急(きゅうきゅう)仕事(しごと)をします。消防(しょうぼう)団員(だんいん)は、ふだんは(ちが)職業(しょくぎょう)で((かい)社員(しゃいん)農業(のうぎょう)自営業(じえいぎょう)など)、自分(じぶん)(たち)地域(ちいき)火災(かさい)などの災害(さいがい)がおきた(とき)に、(まち)(まも)るために出動(しゅつどう)する、特別(とくべつ)地方(ちほう)公務員(こうむいん)です。

消防士(しょうぼうし)現場(げんば)出動(しゅつどう)するのに、どのくらいで出動(しゅつどう)できるの?

出動(しゅつどう)指令(しれい)()けてから、防火(ぼうか)()()て1(ぷん)以内(いない)出動(しゅつどう)できるように訓練(くんれん)しています。

消防車(しょうぼうしゃ)(きゅう)急車(きゅうしゃ)はどのくらいのスピードで(はし)るの?

緊急(きんきゅう)車両(しゃりょう)といってもルールはあります。制限(せいげん)速度(そくど)一般(いっぱん)道路(どうろ)で80㎞/h、高速(こうそく)道路(どうろ)では100㎞/hと()められています。この(とき)赤色(せきしょく)(とう)点滅(てんめつ)させ、サイレンを()らさなければなりません。また、信号(しんごう)(まも)らなくてもいいですが、安全(あんぜん)のために赤信号(あかしんごう)ではすぐに()まれるようなスピード(徐行(じょこう))まで速度(そくど)()として赤信号(あかしんごう)(ちか)づき、左右(さゆう)安全(あんぜん)確認(かくにん)してから交差点(こうさてん)通過(つうか)します。

消防車(しょうぼうしゃ)やはしご(しゃ)のような(おお)きな(くるま)運転(うんてん)するには(なに)特別(とくべつ)資格(しかく)がいるの?

法律(ほうりつ)(くるま)(おお)きさによって必要(ひつよう)運転(うんてん)免許証(めんきょしょう)種類(しゅるい)()められているので、まず必要(ひつよう)運転(うんてん)免許(めんきょ取得(しゅとく)しないといけません。免許(めんきょ)取得(しゅとく)したら、消防局(しょうぼうきょく)(なか)()められた勉強(べんきょう)訓練(くんれん)のカリキュラムを(すべ)()わらせてから、試験(しけん)()けて合格(ごうかく)したら運転(うんてん)することができます。この試験(しけん)合格(ごうかく)し、消防車(しょうぼうしゃ)運転(うんてん)する(ひと)機関員(きかんいん)といいます。()関員(かんいん)しか消防(しょうぼう)(しょ)にある(くるま)運転(うんてん)することができないのです。

救急車(きゅうきゅうしゃ)はなぜ「ピーポー」なの?

むかしは消防(しょうぼう)(しゃ)(おな)じで「ウーウー」でしたが、患者(かんじゃ)さんの(こころ)()()かせる効果(こうか)と、(まわ)りの(ひと)にもわかるように「ピーポー」になりました。

災害(さいがい)出動(しゅつどう)する(たい)は、はじめから()まっているの?

災害(さいがい)種類(しゅるい)や、(おお)きさによって事前(じぜん)出動(しゅつどう)する(たい)()められています。(たと)えば「(いえ)火事(かじ)になっている!」との119(ばん)通報(つうほう)()けた場合(ばあい)火事(かじ)現場(げんば)一番(いちばん)(ちか)消防車(しょうぼうしゃ)(だい)が、火事(かじ)現場(げんば)()かうように()められています。(はしご(しゃ)は、火事(かじ)になった建物(たてもの)が4(かい)以上(いじょう)場合(ばあい)出動(しゅつどう)します。)

消火(しょうか)使(つか)うホースの(なが)さは(なん)メートルですか?

ホース一本(いっぽん)(なが)さは20メートルあります。火事(かじ)(とき)は、()えている場所(ばしょ)までホース一本(いっぽん)でとどくことはほとんどないので、何本(なんほん)もつないで使(つか)います。消防(しょうぼう)(しゃ)()んであるホースの(ふと)さは直径(ちょっけい)65ミリメートルと40ミリメートルがあります。

火事(かじ)(あと)(なに)調(しら)べるのですか?

なぜ火事(かじ)()きたのか、(なに)がどのくらい()えどのように()(ひろ)がったのか、また、()くなったりけがをしたりした(ひと)はいるのかを調(しら)べます。これは、(おな)じような火事(かじ)()こるのを(ふせ)ぐためです。

ごみ収集車(しゅうしゅうしゃ)火事(かじ)になるって()きました。なんでごみが勝手(かって)()えるの?

()やせないごみの収集(しゅうしゅう)()(おお)発生(はっせい)しています。 ごみ収集車(しゅうしゅうしゃ)家庭(かてい)から()たたくさんのごみを()せるため、ぎゅっと()さえながらごみを(あつ)めています。このごみを「()す」時に、中身(なかみ)(のこ)ったカセットボンベやスプレー(かん)があったら、(かん)(なか)からガスが()てきます。(せい)電気(でんき)金属(きんぞく)がこすれるだけで簡単(かんたん)火花(ひばな)()るので、その火花(ひばな)がガスにつくと火事(かじ)になります。だからカセットボンベやスプレー(かん)(ふくろ)(べつ)にして()てないといけません。電池(でんち)()てる(とき)両端(りょうはし)のプラスとマイナスにビニールテープを()って、電気(でんき)(とお)らないようにして()てないと火事(かじ)原因(げんいん)になります。

消防車(しょうぼうしゃ)屋根(やね)()()かれているのはなぜですか?

これは、たくさんの消防(しょうぼう)(しゃ)(あつ)まるような(おお)きな災害(さいがい)()こった(とき)、ヘリコプターから「どこの消防(しょうぼう)(しゃ)」なのかわかるように()()かれています。これで地上(ちじょう)から()えない情報(じょうほう)などが、ヘリコプターから消防(しょうぼう)(しゃ)へと(おく)られてきます。

消火器(しょうかき)から()けむり(なに)ですか?

消火器(しょうかき)は、(おお)きく()けて(みず)(こな)、ガスの3つに分類(ぶんるい)されます。よく()かけるものは粉末(ふんまつ)消火器(しょうかき)です。 けむりのように()えますが、(こな)()ばしています。

消火器の使い方

1.レバーの上についている黄色の安全(あんぜん)せんをぬき
2.ホースを火元(ひもと)()けて
3.レバーをにぎり消火(しょうか)ざいの(こな)をふんしゃさせます

学校(がっこう)教室(きょうしつ)天井(てんじょう)(まる)機械(きかい)()いているけど、(おな)じような機械(きかい)(いえ)部屋(へや)にも()いています。あれは(なに)

それは住宅用(じゅうたくよう)火災(かさい)警報器(けいほうき)という機械(きかい)です。住警器(じゅうけいき)()ぶこともあります。この機械(きかい)は、(いえ)(なか)火事(かじ)()きた(とき)()んでる(ひと)()らせるための機械(きかい)です。火事(かじ)発生(はっせい)した(けむり)感知(かんち)して(おと)()るようになっています。(あたら)しく()(いえ)には平成(へいせい)18(ねん)から、すでに()っている(いえ)には平成(へいせい)23(ねん)から()けるよう()められました。(けむり)(たか)いところに(なが)れていくから階段(かいだん)(うえ)や、部屋(へや)(うえ)(ほう)()いています。

地震(じしん)ってなに?

地球(ちきゅう)表面(ひょうめん)はプレートと()ばれる10数枚(すうまい)(すご)分厚(ぶあつ)岩盤(がんばん)(おお)われています。このプレートが(かさ)なった部分(ぶぶん)毎年(まいとし)(すこ)しずつ(しず)んでいき、やがて(もと)(もど)ろうと()()がります。これが地震(じしん)です。日本(にほん)はプレートが(かさ)なっているところがたくさんあるので地震(じしん)(おお)いのです。むかしの言葉(ことば)で、(こわ)いものを順番(じゅんばん)(なら)べて「地震(じしん) (かみなり) 火事(かじ) おやじ」という言葉(ことば)があるぐらい地震(じしん)(おそ)れられてきました。

(いえ)にいる(とき)地震(じしん)()きたらどうしたらいい?

まず、丈夫(じょうぶ)(つくえ)やテーブルの(した)にもぐりましょう。テーブルがない(とき)は、座布団(ざぶとん)やクッションで(あたま)(まも)って、タンスや本棚(ほんだな)など(たお)れてきそうな家具(かぐ)から(はな)れましょう。このとき(まど)ガラスの(ちか)くに()くと()れたガラスでケガをするかもしれないから注意(ちゅうい)しましょう。()れがおさまってから、部屋(へや)のドアを()けっぱなしにして()(みち)(つく)ります。電気(でんき)使(つか)機械(きかい)電源(でんげん)()って、コンロなど()()しましょう。

自助(じじょ)共助(きょうじょ)(こう)(じょ)ってなに?

いろんな(とき)使(つか)われる言葉(ことば)ですが、自助(じじょ)自分(じぶん)家族(かぞく))のことは自分(じぶん)家族(かぞく))で(まも)る、共助(きょうじょ)自分(じぶん)(たち)地域(ちいき)やグループなど)で(まも)る、(こう)(じょ)行政(ぎょうせい)機関(きかん)()消防(しょうぼう)警察(けいさつ)など)が(まも)るという意味(いみ)です。
阪神(はんしん)淡路(あわじ)大震災(だいしんさい)などの(とき)は、ほとんどが自助(じじょ)共助(きょうじょ)(ちから)避難(ひなん)したって()われているよ。

授業(じゅぎょう)(かん)(とう)大震災(だいしんさい)って(なら)ったけどそんな(おお)きな地震(じしん)だったの?

関東(かんとう)大震災(だいしんさい)は1923(ねん)9(がつ)1(にち)(かん)東地方(とうちほう)東京(とうきょう)神奈川県(かながわけん)など)で()きた大地震(だいじしん)です。この地震(じしん)(なく)くなった(ひと)行方(ゆくえ)不明者(ふめいしゃ)(やく)10(まん)5000(にん)といわれ史上(しじょう)最大(さいだい)規模(きぼ)被害(ひがい)をもたらした地震(じしん)です。この地震(じしん)がきっかけで9(がつ)(にち)災害(ひがい)(そな)える()として「防災(ぼうさい)()」となりました。

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