文化財防火デー消防訓練を行いました

〈消防訓練〉

1 日時
平成31年1月25日(金)午前10時から午前10時30分まで

2 場所
明石市明石公園1番27号 明石公園及び明石城巽櫓周辺

3 訓練参加人員及び車両等

・兵庫県園芸・公園協会     19名
・明石市消防局・消防署   22名(車両4台)
・明石市消防団        4名(車両4台)

4 明石市公園文化財
・明石城櫓 巽櫓 坤櫓 (昭和32年6月18日 国指定)

5 訓練想定

明石公園巽櫓付近において、何者かが投げ捨てた、たばこの火が風にあおられて付近の枯草に着火、立木などに延焼拡大し、貴重な文化財である巽櫓に延焼しようとしているとの想定のもと、兵庫県園芸・公園協会職員、消防隊、消防団による訓練を行います。

6 文化財防火デーについて

文化財防火デーは、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県)の金堂が炎上し、壁面が焼損したことを契機に制定されました。

この火災により、文化財保護の世論が高まり、昭和25年に文化財保護法が制定されました。

この文化財保護の考えをより一層の強化を図るために普及啓発事業が行われるようになり、その一環として法隆寺金堂の焼損した1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国的に文化財防火運動を展開しています。

7 訓練の様子

明石公園巽櫓付近から白煙が立ち込めているのを兵庫県園芸・公園協会職員が発見!
その場で119番通報しました。

公園職員が駆け付けて、初期消火をしますが消火できません!

消防隊と消防団が到着しました。

現場指揮所を開設し、延焼阻止の指揮をします。

消防隊員と消防団員の共同活動により火災は鎮火しました。

訓練終了後、明石公園協会長から訓練講評がありました。