救助訓練の一般公開 ~ 第46回 全国消防救助技術大会に向けて ~
明石市消防本部では、選抜された救助隊員が8月23日(水)に宮城県で開催される「第46回全国消防救助技術大会」の出場権獲得に向け、訓練を行っています。この様子を間近で見学いただけるよう、訓練場に見学用ブースを設けています。訓練内容等の質問にもお答えしますので、是非、見学、応援してください。
また、関連行事も下記のとおりお知らせします。いずれも、見学可能です。
1 訓練期間
平成29年5月19日(金)から同年7月21日(金)まで
毎日午後2時から午後5時まで
※業務及び天候等により中止する場合があります。
2 訓練場所
明石市消防本部訓練場 明石市藤江924番地の8
3 大会までの関連行事日程
(1) 「東播磨地区大会」6月19日(月)10時30分から12時00分まで
場所:明石市消防本部訓練場
※東播磨地区の7消防本部から選抜56チーム110名が出場する地区記録大会です。
(2) 「消防長査閲」7月14日(金)10時30分から
場所:明石市消防本部訓練場
※消防長をはじめ各所属長の激励を受けて、各種目の技術を本番さながらに披露し、全国出場を決する近畿地区指導会に挑みます。
(3) 「第46回消防救助技術近畿地区指導会」7月22日(土)
場所:兵庫県広域防災センター 三木市志染町御坂1-19
※大阪府下27消防本部及び兵庫県下24消防本部から選抜された1,000人を超える隊員が参加し、各種目の上位に入賞した隊員(チーム)が「第46回全国消防救助技術大会」出場権を獲得します。
4 訓練内容
(1) ロープブリッジ救出訓練(団体種目:2チーム8名)
この訓練は、4人1組(要救助者を含む)で実施します。
2人が水平に展張された20mのロープを使用し、対面する塔へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げて救出した後、同じロープを使って元の塔へ脱出します。
建物や川の中州などに取り残された要救助者を、安全な地点まで救出する訓練です。
(2) 引揚救助(団体種目:1チーム5名)
5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。
(3) ほふく救出訓練(団体種目:1チーム3名)
この訓練は、3人1組(要救助者を含む)で実施します。
1人が空気呼吸器を着装して、長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全な地点まで搬送するものです。
狭い場所やビル、地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練です。
(4) ロープブリッジ渡過訓練(個人種目:3名)
この訓練は水平に張られた長さ20mの渡過ロープを、セーラー渡過及びモンキー渡過で往復し、そのタイムを競うものです。
(5) はしご登はん訓練(個人種目:1名)
この訓練は、自己確保の命綱を結索した後、15mの垂直はしごを登る訓練です。災害が発生している建物への進入等をおこなうための訓練です。