救助訓練の一般公開

~ 第52回 全国消防救助技術大会に向けて ~

明石市消防局では、選抜された救助隊員が、8月23日(金)に千葉県市原市で開催される「第52回全国消防救助技術大会」の出場権獲得に向け、連日、訓練を行っています。この様子を市民の皆様が間近で見学いただけるよう、訓練場に見学用ブースを設けております。
また、訓練内容等の質問にもお答えしますので、ぜひ見学、応援をしてください。その他、全国大会までの関連行事も下記のとおりお知らせいたします。

  • 訓練期間
    2024年5月27日(月)から7月29日(月)まで
    毎日 14時00分から17時00分まで
    ※ 災害出動及び天候等により中止する場合があります。
  • 訓練場所
    明石市消防局訓練場 明石市藤江924番地の8 
  • 大会までの関連行事日程(いずれも見学可能)
    (1)「消防局長査閲」7月25日(木)10時30分か
    場所:明石市消防局訓練
    ※ 消防局長をはじめ各所属長の激励を受けて、各種目の技術を本番さながらに披露し、全国大会出場を決する消防救助技術近畿地区指導会に挑みます。

    (2)「第52回消防救助技術近畿地区指導会」7月30日(火)
    場所:堺市総合防災センター 大阪府堺市美原区阿弥129-4
    ※ 兵庫県と大阪府から選抜された救助隊員約1000人が参加し、各種目の上位に入賞した隊員(チーム)が「第52回全国消防救助技術大会」出場権を獲得します。
  • 訓練内容

(1) ロープブリッジ救出訓練(1チーム 計4名 出場予定)
この訓練は、4人1組(要救助者を含む)で実施します。2人が水平に展張された20mのロープを使用し、対面する塔へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げて救出した後、同じロープを使って元の塔へ脱出します。建物や川の中州などに取り残された要救助者を、安全な地点まで救出する訓練です。

(2) 引揚救助(1チーム 計5名 出場予定)
5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。

(3) ほふく救出訓練(2チーム 計6名 出場予定)
この訓練は、3人1組(要救助者を含む)で実施します。
1人が空気呼吸器を着装して、長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全な地点まで搬送するものです。
狭い場所やビル、地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練です。

お問い合わせ先
明石市消防署 管理係 078-918-5273