新型コロナウイルス感染症のため困難な活動を強いられている明石市消防団へ活動時の参考としてお知らせします。
令和2年7月1日(水)に明石市消防署で土のう作成並びに水防工法の訓練を行いました。出水期に入り大雨による被害が出ている地域があります。水防活動に備えてください。
≪土のう作成 及び 水防工法について≫
① 土のう作成
2人1組となって作成を行います。
土のう袋に土(又は砂)をスコップで3、4杯入れます。(袋の黒いラインまで)。
入れすぎると重過ぎて持ち運びに不便なので注意してください。
土を入れた後、袋の口をしばります。
袋の口を軽く握り、握った指の上から紐を3周ほど回します。
指を抜き、紐の先端を上から入れて、きっちりしばって完成です。
② 積土のう工法
河川の溢水や家屋への浸水対策として活用できます。
表(おもて)土のうは、土のうのしばり口を下流側へ向け、並べて置いていきます。土のうを3段以上重ねる場合は、鉄杭等を打ち地面に固定します。
また、ビニールシートで土のうを覆う改良積土のう工法もあります。
【表土のうの置き方】
上流側から置いていき、土のうのしばり口は、下流側へ向けてください。
- 水防活動時は、ライフジャケットを必ず着用してください。
- 上流側と下流側に監視員を配置してください。
控(ひかえ)土のうを置き、表土のうとの間や控土のうの上に土を盛り、スコップやたこつちなどで固めて完成です。