救助訓練の一般公開

~ 第48回 全国消防救助技術大会に向けて ~

明石市消防局では、選抜された救助隊員が、8月25日(日)に岡山県で開催される「第48回全国消防救助技術大会」の出場権獲得に向け、連日、訓練を行っています。この様子を市民の皆様が間近で見学いただけるよう、訓練場に見学用ブースを設けております。 また、訓練内容等の質問にもお答えしますので、是非、見学、応援をしてください。その他、全国大会までの関連行事も下記のとおりお知らせいたします。

1 訓練期間

令和元年5月18日(土)から同年7月19日(金)まで
毎日 14時00分から17時00分まで   
※ 災害出動及び天候等により中止する場合があります。

2 訓練場所

明石市消防局訓練場 明石市藤江924番地の8 

3 大会までの関連行事日程(いずれも見学可能)

(1)「東播磨地区大会」
6月12日(水)10時30分から13時00分まで
予備日:6月14日(金) 時間は同上
場所:加古川市防災センター 加古川市加古川町友沢137番地の1
※ 東播磨地区の7消防本部から選抜43チーム100人を超える隊員が出場する地区記録大会です。

(2)「消防局長査閲」
7月12日(金)10時30分から
場所:明石市消防局訓練場
※ 消防局長をはじめ各所属長の激励を受けて、各種目の技術を本番さながらに披露し、全国大会出場を決する消防救助技術近畿地区指導会に挑みます。

(3)「第48回消防救助技術近畿地区指導会」
7月20日(土)開会式9時30分から
場所:兵庫県広域防災センター 三木市志染町御坂1-19 
※ 大阪府下27消防本部及び兵庫県下24消防本部から選抜された900人を超える隊員が参加し、各種目の上位に入賞した隊員(チーム)が「第48回全国消防救助技術大会」出場権を獲得します。

4 訓練内容

(1) ロープブリッジ救出訓練(団体種目:2チーム8名)

この訓練は、4人1組(要救助者を含む)で実施します。2人が水平に展張された20mのロープを使用し、対面する塔へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げて救出した後、同じロープを使って元の塔へ脱出します。
建物や川の中州などに取り残された要救助者を、安全な地点まで救出する訓練です。

(2) 引揚救助(団体種目:1チーム5名)
5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。

(3) ほふく救出訓練(団体種目:1チーム3名)
この訓練は、3人1組(要救助者を含む)で実施します。
1人が空気呼吸器を着装して、長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全な地点まで搬送するものです。
狭い場所やビル、地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練です。

(4) ロープブリッジ渡過訓練(個人種目:2名)
この訓練は水平に張られた長さ20mの渡過ロープを、セーラー渡過及びモンキー渡過で往復し、そのタイムを競うものです。

(5) はしご登はん訓練(個人種目:1名)
この訓練は、自己確保の命綱を結索した後、15mの垂直はしごを登る訓練です。災害が発生している建物への進入等をおこなうための訓練です。