集団災害対応訓練を実施しました
平成29年12月10日(日)午前10時10分から兵庫県立大学 明石看護キャンパス内において、集団災害対応訓練を実施しました。
訓練は、指揮命令系統の確立と迅速、的確な活動につながる意思疎通を目的に、「施設改修工事で足場が崩れ、作業員と歩行中の学生が巻き込まれた。」との想定で、参加隊に事前に訓練内容を伝えない、ブラインド方式で行いました。
訓練には、当消防本部をはじめ、明石市消防団、神戸市消防局、加古川市消防本部、兵庫県ドクターヘリ、明石警察署が参加し、負傷者役として、兵庫県立大学看護学部生にも協力いただき7機関から170名と車両19台、ヘリ1機が参加しました。
<訓練の様子>
※ トリアージとは
負傷者の緊急度や重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別をおこなうことを意味し、災害時においては医療スタッフや医薬品などの医療資源が限られるため、より効果的に負傷者の治療を行うために、治療や搬送の優先順位を決定するもので、選別結果がひと目でわかるように「トリアージタッグ」という色で識別できるカードを取付けます。