ー防災・減災の取り組みー消防水利確保訓練を実施しました

今後発生が懸念されている南海トラフ地震が発生した場合、明石市でも大きな被害が予想されることから、兵庫県南部地震(1月17日)と東日本大震災(3月11日)が発生した1月から3月にかけてさまざまな防災・減災の取り組みをしています。
その取り組みの一環として、消防局では消火栓や防火水槽が使用できない活動障害を回避するため、消防水利確保訓練として、川や海などの自然水利を活用する遠距離大量送水訓練を実施しており、今年度も次のとおり
訓練を行いました。

  1. 訓練日
    2024年1月12日(金)
  2. 場所
    大久保町西島 上池
  3. 内容
    遠距離大量送水システムの操作能力向上と消防隊の円滑な連携活動を目的とした訓練で、水中ポンプを池に投入して取水し、通常使用している口径65㎜ホースの約2.5倍の直径となる口径150㎜ホースを専用車両で延長し放水しました。

    ※遠距離大量送水システムの概要
    消火栓の寸断が想定される震災時の火災や大量の消火用水を必要とする大規模火災等に対処するため、海や川といった自然水利から災害現場へ大量に送水し、消防隊の円滑な消火活動を確立するための車両と資器材で構成されています。毎分2,000ℓの水を1㎞先まで送水することができます。
  4. 訓練の様子