救助訓練の一般公開

~ 第50回 全国消防救助技術大会に向けて ~

明石市消防局では、選抜された救助隊員が、8月26日(金)に東京都で開催される「第50回全国消防救助技術大会」の出場権獲得に向け、連日、訓練を行っています。この様子を市民の皆様が間近で見学いただけるよう、訓練場に見学用ブースを設けております。また、訓練内容等の質問にもお答えしますので、是非、見学、応援をしてください。その他、全国大会までの関連行事も下記のとおりお知らせいたします。

1 訓練期間

2022年5月23日(月)から 7月22日(金)まで
毎日 14時00分から17時00分まで
※ 災害出動及び天候等により中止する場合があります。
※ 新型コロナウイルス感染拡大状況により公開訓練を中止する場合があります。

2 訓練場所

明石市消防局訓練場 明石市藤江924番地の8 

3 大会までの関連行事日程


(1) 「消防局長査閲」
7月11日(月)10時30分から
場所:明石市消防局訓練場
※ 消防局長をはじめ各所属長の激励を受けて、各種目の技術を本番さながらに披露し、全国大会出場を決する消防救助技術近畿地区指導会に挑みます。

(2) 「第50回消防救助技術近畿地区指導会」
7月23日(土) 9時30分から
場所:兵庫県広域防災センター 三木市志染町御坂1-19 
会場への一般の方の入場はできません。
ライブ配信でお楽しみください。
第50回消防救助技術近畿地区指導会 陸上の部(YouTube LIVE配信)

※ 大阪府下27消防本部及び兵庫県下24消防本部から選抜された800人を超える隊員が参加し、各種目の上位に入賞した隊員(チーム)が「第50回全国消防救助技術大会」出場権を獲得します。

4 訓練内容

(1) ロープブリッジ救出訓練(1チーム 計4名 出場予定)
この訓練は、4人1組(要救助者を含む)で実施します。2人が水平に展張された20mのロープを使用し、対面する塔へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げて救出した後、同じロープを使って元の塔へ脱出します。建物や川の中州などに取り残された要救助者を、安全な地点まで救出する訓練です。

(2) 引揚救助(1チーム 計5名 出場予定)
5人1組(要救助者を含む)で2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練です。

(3) ほふく救出訓練(2チーム 計6名 出場予定)
この訓練は、3人1組(要救助者を含む)で実施します。
1人が空気呼吸器を着装して、長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全な地点まで搬送するものです。
狭い場所やビル、地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練です。