突然おこった病気やけがに対して、その場に居合わせた一般の人が、傷病者を救急隊や医療機関に引き継ぐまでに行う手当を「応急手当」といいます。
最も緊急を要するものは、何らかの原因で心臓や呼吸が停止した時やそれに近い状態になった時ですが、それ以外にも速やかに応急手当を行えば命が救えたり、病気やけがの悪化を防止し、苦痛を軽減することが可能です。
いくつかの応急手当の方法を紹介しますので、もしもの時のための行動にお役立てください。
心肺蘇生法
大切な命を救うために~心肺蘇生法とAED~ 心肺蘇生法とは、呼吸や心臓が停止している、またはそれに近い状態にある人に対して、心肺機能を補助するた...
続きを読む出血時の応急手当
通常、人の体内には、体重の約7~8%の血液があります。一般に体内の血液の20%が急速に失われると、出血性ショックという重篤な状態となり、30%を失うと、生命に危険を及ぼすとされて...
続きを読む窒息の応急手当
異物による窒息とは、食事中に食べ物が気道に詰まるなどで息ができなくなった状態です。咳き込んだり、呼吸音がヒューヒューいったりすることでわかります。また、異物が完全に気道を...
続きを読む熱傷(やけど)の応急手当
熱の影響で皮膚が損傷したもので、高温の液体・気体・個体にさらされた場合や、低温でも長時間さらされていた場合などに起こります。まずは、冷やすこと水道水を流...
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