市内で活躍している消防車両

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明石市消防局では、各種災害に対応するため、消防車、救助工作車、救急車など48台(赤バイ含)を市内に配備し、災害に備えています。
ここでは、主な消防車両についてご紹介します。


消防車

akashi1水槽付消防ポンプ自動車

消防ポンプ自動車に水タンクを積載しており、現場到着後、直ちに放水することができ、消火栓や防火水槽などから給水をして、長時間放水することも可能です。また、従来の水槽付消防ポンプ自動車より、少ない水で消火できるCAFS装置を搭載した消防自動車も導入しています。


 

3kagakusya化学消防ポンプ自動車

水槽付消防ポンプ自動車に化学消火薬剤を積載した車両で、水では消火できない油火災、化学火災で活躍します。

 

 


 救助工作車

救助「ART135(AkashiRescueTeam135)」

救助作業車のタイプⅢ

 特別救助隊より、さらに専門性や高度な技術を持ち、大規模災害、特殊災害(地震、NBC災害)に備えて画像探索機や熱画像直視装置など特殊な資機材を装備しています。
専門的で高度な救助技術と知識を備え持つ隊員が乗務しています。救助工作車には、多種多様の災害に対応するために、ウインチ、クレーン装置、照明装置や災害に即応できる救助資機材を装備しています。
NBC災害
核、生物、化学物質による災害のことを言います。原子力発電所での事故や、地下鉄サリン事故で使用された化学薬剤等による災害があります。

特別救助隊

特別救助隊

火災や事故等における人命救助活動を主要な任務としています。
危機と隣り合わせの災害現場では、冷静に判断し、要救助者を安全、確実、迅速に救出します。


 はしご車

新はしご車

高度・特別救助隊が乗務し、主にビル等の高層階に取り残された要救助者を救出します。
また、上部からの放水、照明、情報収集にも活躍します。


 指揮先行車

先行車両のコマンド

 


 救急車

ハイスペック緊急車両車内には救急救命士や救急隊員が乗務し、高度な救命処置を行うためのスペースや資機材を有しています。
また、現場などで医師による初療に対しても活動できるスペースになっています。

 

 


 

多目的災害対応コンテナ車

多目的災害対応コンテナ車1台の中型消防自動車と4台のコンテナから構成されています。
・救助用コンテナ
・遠距離大量送水用コンテナ
・特殊災害用コンテナ
・水槽コンテナ

 

 


 災​​害支援車

震災などの大災害時の活動は、長期間におよびます。食料の供給や隊員の衛生管理、休息など、被災地での支援活動によって円滑な消防活動が可能となります。
また、大容量の発電能力をいかし、現場指揮本部としても運用が可能です。東日本大震災では、緊急消防援助隊として現地へ出動し兵庫県隊の現場指揮本部として活躍しました。

支援車


 

その他の車両

赤バイ赤バイ
オフロードタイプの自動二輪車がベースとなっています。
可搬式消火器具を積載でき、道路が陥没、狭隘などで消防車両が進入できない場合は、消防車より先行し消火活動や情報収集を行います。

 

緊急手術カー緊急作業車
災害現場における現場広報、現場支援、資機材搬送などを行います。
大規模災害時では、「応急救急車」として軽症者を病院へ搬送も行います。

 

 

 

警察アンチコマンド車両警防指揮車・広報車
災害現場における現場広報、現場支援、機材搬送を行います。通常業務時、防火対象物等への査察業務、各種訓練の指導に使用しています。