概要

明石市の消防事業については、平成13年に策定された第4次長期総合計画の行政施策計画のなかで、消防力の強化及び自主防災活動の推進を図ることとされ、これまで火災予防対策、消防、救急並びに救助体制の充実など計画的な取り組みを行ってきました。

しかしながら、近年災害の発生要因は、多種多様化してきており、消防に対する市民のニーズも変化しています。

そのため「兵庫県南部地震」及び「明石市民夏まつり花火大会事故」「大蔵海岸砂浜陥没事故」から得た教訓をもとに、これまでの消防の取り組みを統括・検証し、これからの消防のあり方を示すため、明石市消防基本計画検討委員会で検討を重ねていただき「明石市消防基本計画(案)」を作成しました。

兵庫県南部地震のように、消防力をはるかに上回る大規模災害や同時多発災害においては、自助(自分の安全は自分で守る。)、共助(地域の安全は地域で守る。)が最も基本的かつ重要となってきます。

消防の任務は、いうまでもなく火災や風水害、地震さらには都市化の進展とともに発生する事故などから、公の立場(公助)として、市民の“いのち”を守ることです。

しかし、公の力をはるかに上回る大規模災害等が発生した場合、災害に対して、「自助」「共助」「公助」がそれぞれに果たす役割分担は、7:2:1と言われています。

兵庫県南部地震等の教訓を風化させることなく、未来へ引き継ぐため、“いのちを救う”という目標を、市民・地域・消防で共有し、適切な役割分担のもとで良好なパートナーシップを築きながら達成していくことが重要です。

明石市消防基本計画は、平成33年の将来像として、第5次長期総合計画のまちづくりの理念にかかげられる「安全に・安心して暮らせる」まちを実現するために、三つの基本方針を設け、市民・地域・消防がともに参画し、協働しながら取り組んでいくこととしています。

今後は、本消防基本計画を市民の皆様と共有しながら参画と協働により、安全に安心して暮らせるまちをつくっていきたいと考えております。

2011年2月

明石市消防長


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