救助訓練の一般公開 ~ 第47回消防救助技術近畿地区指導会に向けて ~

※「平成30年7月豪雨」(気象庁命名)により、各地で発生した被害状況を考慮し、中止となりました。

明石市消防局では、選抜された救助隊員が7月21日(土)に東大阪市で開催される「第47回消防救助技術近畿地区指導会」の出場に向け、訓練を行っています。この様子を間近で見学いただけるよう、訓練場に見学用ブースを設けて公開します。また、隊員が訓練内容等の質問にもお答えしますので、お知らせします。
併せて、関連行事も下記のとおりお知らせします。いずれも、見学可能です。

1 訓練公開期間
平成30年5月19日(土)から7月19日(木)まで
毎日午後2時から午後5時まで
※業務及び天候等により中止する場合があります。

2 訓練公開場所
明石市消防局訓練場  明石市藤江924番地の8

3 大会までの関連行事日程 (※一部変更)
(1)「東播磨地区大会」6月19日(火)10時30分から12時00分まで
場所:兵庫県広域防災センター 三木市志染御坂1-19
※東播磨地区の7消防本部から選抜チームが出場する地区大会です。

(2)「消防局長査閲」7月11日(水)10時30分から
※「平成30年7月豪雨」(気象庁命名)により、各地で発生した被害状況を考慮し、中止となりました。
場所:明石市消防局訓練場
※消防局長をはじめ各所属長の激励を受けて、各種目の技術を本番さながらに披露し、全国出場を決する近畿地区指導会に挑みます。

(3)「第47回消防救助技術近畿地区指導会」7月21日(土)
※「平成30年7月豪雨」(気象庁命名)により、各地で発生した被害状況を考慮し、中止となりました。
場所:大阪市消防局高度専門教育センター 東大阪市三島2-5-43
※大阪府下27消防本部及び兵庫県下24消防本部から選抜された1,000人を超える隊員が参加し、各種目の上位に入賞した隊員(チーム)が「第47回全国消防救助技術大会」(開催地:京都市)への出場権を獲得します。

4 訓練内容
(1) ロープブリッジ救出訓練(団体種目:2チーム8名出場)
この訓練は、4人1組(要救助者を含む)で実施します。
2人が水平に展張された20mのロープを使用し、対面する塔へ進入、要救助者を救出ロープに吊り下げて救出した後、同じロープを使って元の塔へ脱出します。
建物や川の中州などに取り残された要救助者の救出を想定したものです。

(2)  はしご登はん訓練(個人種目:1名出場)
この訓練は、自己確保の命綱を結索した後、15mの垂直はしごを登る訓練です。災害が発生している建物への進入を迅速に行うことを想定したものです。

(3)  ロープブリッジ渡過訓練(個人種目:2名出場)
この訓練は水平に張られた長さ20mの渡過ロープを、セーラー渡過及びモンキー渡過で往復し、そのタイムを競うものです。

(4)  ほふく救出訓練(団体種目:1チーム3名出場)
この訓練は、3人1組(要救助者を含む)で実施します。
1人が空気呼吸器を着装して、長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全な地点まで搬送するものです。
狭い場所やビル、地下街などで煙にまかれた要救助者の救出を想定したものです。

(5)  引揚救助(団体種目:1チーム5名出場)
この訓練は5人1組(要救助者含む)で実施します。
2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出します。
崖下、地下やマンホール等で倒れている要救助者の救出を想定したものです。