第46回消防救助技術近畿地区指導会に出場しました

平成29年7月22日(土)、兵庫県広域防災センター(三木市志染町御坂1-19)において「第46回消防救助技術近畿地区指導会」が開催され、明石市消防本部からは、陸上の部に8チーム、20人が出場しました。残念ながら、全国大会には、出場できませんでしたが、各チームとも日頃の訓練成果を発揮しました。

<明石市消防本部の出場種目、成績>
(1)  ロープブリッジ渡過(標準所要時間:28秒)
水平に展張された渡過ロープ20mを往路はセーラー渡過(水兵渡り)、復路はモンキー渡過(猿渡り)で渡ります。
出場隊員
Aチーム 柴田 重輝 25.84秒 入賞
Bチーム 鈴木 在亨 23.54秒 入賞
Cチーム 新居 大吾 20.98秒 入賞

(2)  引揚救助(標準所要時間:2分09秒)
5人1組で2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出します。地下やマンホール等での災害を想定した訓練で、災害発生現場において有毒ガスの発生や酸欠等の状況が想定されますので、空気呼吸器を着装して進入します。
出場隊員
Aチーム 藤井 秀斗、平 幸祐、村上 拓巳、妙見 憲彦、柴田 重輝 96.08秒

(3)  はしご登はん(標準所要時間:24秒)
自己確保用の命綱を結索した後、垂直に固定されたはしごを15m登はんします。災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練です。
出場隊員
Aチーム 神吉 直哉 13.85秒 入賞

(4)  ロープブリッジ救出(標準所要時間:1分15秒)
4人1組で、2人が水平に展張された渡河ロープ20mにより対面する塔上へ進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げ牽引して救出した後、脱出します。建物や河川の中洲等に取り残された要救助者を、隣の建物や対岸等から進入して脱出することを想定した訓練です。
出場隊員
Aチーム 河本 景太、新田 海人、谷 勇也、新居 大吾 55.62秒 入賞
Bチーム 大塚 峻、山下 翼、政倉 圭佑、神吉 直哉 51.21秒 入賞
(5) ほふく救出(標準所要時間:1分02秒)
3人1組で、1人が空気呼吸器を着装して長さ8mの横穴内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送します。ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。
出場隊員
Aチーム 石川 雄太、中村 昇一、鈴木 在亨 36.12秒 入賞