プラグを長い期間コンセントに差し込んだままにしておくと、プラグとコンセントの隙間にホコリがたまり、このホコリが原因で発火につながる現象を「トラッキング現象」といいます。
便利な家電製品も間違った使用方法や手入れを怠ると発火し、火災に繋がる可能性がありますので注意が必要です。
明石市内でもプラグとコンセントの間から発火する「トラッキング現象」が原因と思われる火災が数件発生しています。
トラッキング現象による火災は、プラグとコンセント付近の清掃と点検をこまめに行うことによって、未然に防ぐことができます。
年末の大掃除の機会に合わせて、今一度長年に渡りコンセントに差し込んだままのプラグにホコリが付着していないか点検し、清掃しましょう。
トラッキング現象の防止策について
1 テレビや冷蔵庫といった、長年使い続けている家電はプラグを定期的に外し、こまめに清掃しましょう。
2 機器の使用後はスイッチを切って、コンセントからプラグを抜くことを習慣づけましょう。
3 家具や家電で見えない場所のコンセントも時々清掃しましょう。
4 家電量販店やホームセンターにて販売されている、下記のようなトラッキング防止用カバーの使用も有効ですが、日常的な清掃は心掛けましょう。
トラッキング防止用カバー